造園・ガーデニングについて

造園・ガーデニングについて

近年ガーデニングブームもあり、花壇の設置や植栽を取り入れる方も増えてきました。一口に造園・ガーデニングといっても、奥が深く、植栽の種類も沢山あり、実際入れる樹を迷われる方が多くいらっしゃいます。簡単に植栽についてご説明致します。

植栽の種類

地被(グランドカバー)

地表面を覆って、地肌を隠す為に植栽する植物の総称。芝、タマリュウ、イワダレソウ等。

下草

木の下等に生えている草木の総称。ハーブ類等。

低木

高さ1.0m以下の樹木の総称。サツキ、ジンチョウゲ等。

ツル

茎が蔓となっている植物の総称。巻きひげで絡み付くブドウ、地面を這う芝さくら、吸盤を持って壁面をよじ登るアイビー等。

高木

高さ2.0m以上の樹木の総称。シマトネリコ、ヤマボウシ、桜等。

常緑樹
葉が落ちない訳ではありません。葉の生え代わりの時期には、それなりに葉が落ちます。
落葉樹
秋冬になると葉が落ちる木のこと。
針葉樹
葉が針の様な形をした木のこと。
広葉樹
葉が広く平たい形をした木のこと。

植栽選びのポイント

シンボルツリー

お庭の中で、最も視線を集める木ですので、高木が良いでしょう。季節ごとに変化のある樹種、見て美しい樹種がお奨めです。

テラス廻り、アプローチ沿い

テラス廻りに関しては、夏は葉が茂り日陰ができ、冬は葉が落ちて日光が入る落葉樹がお奨めです。落葉樹は、四季も感じられて良いでしょうアプローチ沿いに植える樹種も、毎日見て変化を感じられる落葉樹がお奨めです。また、お花が目立つ樹種や、実がなる樹種なども、見ていて面白いかもしれません。

生垣、目隠し

生垣は隣の家や道路に面した配置になることが多いので、手入れや高さを十分に考慮して選ぶ必要があります。また目隠しは、隠したい部屋によって選ぶ必要があるでしょう。もしリビングやダイニングなどであれば、テラス廻りと同じように、夏は日陰を作り、冬は陽を通す落葉樹が良いですが、浴室などの目隠しであれば、一年を通して葉が茂る常緑樹が良いでしょう。